解体の次は、建物の荷重に耐える足元の工事です。
1.ラップルコンクリートを打つための型枠を入れる場所を出します。
(建築業界では、場所を確定させることを”出す”と表現します。)
2.型枠をセットします。
3.徐々に掘り下げながら型枠を足していきます。
4. 5㍍以上掘り下げ支持地盤に到達したところで、設計通りに型枠が設置された
ことを確認します。
5. コンクリート打ちに取りかかります。
写真右手に見えるホースからコンクリートが流れてきます。
6.コンクリートを流し込みます。
7. 舟を使って作業を進めます。型枠(一段)の下端までコンクリートが充填されたら、
最上部の型枠を外します。
8. 所定の高さまでコンクリートが打ちあがりました。
この工法は深い(長い)ラップルコンクリート=杭 を打つことに適した
安心できる工法です。
9.現在は更に工事が進んでいます・・・。